軽く薄い鍵を持つシリンダー錠は公団住宅によって普及した。住宅公団、今の住宅・都市整備公団が設立されたのは1955年のことである。50年代後半から60年代にかけて住宅公団が精力的に建設した中高層アパートは、日本人の住意識に大きな影響を与えたが、その1つの重要な要素がシリンダー錠である。シリンダー錠の普及と共に鍵は手軽に持ち歩けるものになった。家族全員がめいめいに鍵を持っていさえすれば、主婦も自分四留守中に誰かが帰ってくることを心配せずに出かけられるようになったのである。
[Pick Up]
神楽坂の賃貸・部屋探し情報一覧|賃貸マンション・賃貸アパートはSUUMO(スーモ)賃貸
http://suumo.jp/chintai/tokyo/ek_0025_kagurazaka/
錦糸町の賃貸・部屋探し情報一覧|賃貸マンション・賃貸アパートはSUUMO(スーモ)賃貸
http://suumo.jp/chintai/tokyo/ek_0573_kinshicho/
昭和町の賃貸・部屋探し情報一覧|賃貸マンション・賃貸アパートはSUUMO(スーモ)賃貸
http://suumo.jp/chintai/osaka/ek_2000_showacho/
あり得べき誤解を恐れて言っておくと、ぼくは主婦の立場にある女性が外に出かけてばかりいることを奨励しているわけではない。住まいというもののあり方からすれば、誰かが中にいて(それが主婦でも「主夫」でも)、帰ってくる家族を待っている状態が望ましい。とくに家族の中に幼い子供が含まれる場合はそうである。シリンダーが生み出したことは忘れるべきではない。「鍵っ子」とは学校から帰った時、両親共に不在の家に鍵を使って入る状態を強いられている子供を問題視して言う表現である。子供にとって外の社会は常に新しい経験、つまり一種の冒険に満ちている。